インプラントについて

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[医院所在地]
〒650-0012
兵庫県神戸市中央区北長狭通3-7-3 玉川ビル2階
[電話番号]
078-331-4008

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インプラントとは

インプラントとは、歯を何らかの理由(事故・虫 歯、歯周病など)で失くされた方への治療法です。 従来は、義歯(取り外し式の入れ歯)か固定性の ブリッジしか欠損部分を補う方法がありませんで したが、欠損部分の顎の骨に人工歯根を埋め込む ことで、まるで自分の歯がよみがえったかのよう な感覚を得られます。埋め込まれた人工歯根の材 質はチタンという金属で、骨との相性がよく、数 ヶ月で骨としっかり結合します。そのため天然歯 と同等の咬合力を発揮し、何でも咀嚼できるよう になります。 そのうえ、人工歯根は残存歯の寿命を延ばす役目も果たします。人工歯根を埋め込まない場合、例えば失った歯が5本ならば、5本の欠損部分を補うように残存歯が頑張って咀嚼しようとします。そのため残存歯の負担が増し、その寿命を短くしてしまいます。しかし人工歯根を埋め込むことで、歯にかかる力が均等になり、このような問題は回避できるのです。

インプラントとは

インプラントの歴史

かつてはその材質もコバルトクロムや人工サファイヤなど多結晶または単結晶のもの、チタンとニッケルの合金など、色々と試され、現在では純チタンかチタン合金が最も骨との相性が良いと認められています。
チタンは眼鏡フレームやゴルフクラブに用いられることでおなじみですが、表面はほとんど溶出しないセラミックで覆われているため、生体親和性があり、一般外科において人工股関節・人工肘関節にも用いられています。
生体に対する為害性(発ガン性・アレルギーなど)はありません。
形状についても、ブレード型(板状)、骨膜下(網目状)、歯内骨内型、など多種の型が用いられましたが、現在の主流はルートホーム(歯根型ネジ型)となっています。また表面性状は、骨細胞とよくなじむよう凸凹があるような粗造なものが、よい成績をおさめています。40年でいかに進化したかがうかがえます。
今後、形状はほぼこの形に落ち着くものと思われます。表面性状がハイドロキシイアパタイトでコーティングされたものも有力視されています。

インプラントの特徴

義歯(取り外し式の入れ歯)は口腔内で違和感が多く、クラスプ(残存歯にかける金具)があるので見た目も気になります。また、咬む力は残存歯と粘膜(歯茎)の負担となりますが、天然歯ほどの力は入りません。つまり天然歯に比べて噛み切る力が弱いということになります。
ブリッジは残存歯を削って固定式の歯を入れますが、健康な残存歯を削らねばならないことや、両隣の歯に負担をかけることなどが欠点になります。インプラントは他の歯・粘膜に頼らず失くなった歯を復元できるので、残存歯を助けることにもなります。

インプラント
インプラント
ブリッジ
ブリッジ
入れ歯
入れ歯

インプラント治療

1インプラント治療で何ができるか

インプラント(人工歯根)の植立で失くなった歯の実質的な回復ができます。
失くなった歯を放置しておくと向かい合った歯の延出(上の歯なら下へ、下の歯なら上への移動)、並びに 隣の歯の傾斜または倒れ込みが起こります。
また、歯槽骨(歯を支えている骨)が、段々とやせてきます。骨は重力など荷重がかかることによって維持・発達することが知られていますが、欠損したままの状態は骨の吸収を招きます。
しかしインプラントの植立によって、骨にはそれを支えようとする作用が働き、骨の維持へとつながります。

インプラント治療で何ができるか

総義歯を長く使用されている方の下顎骨は、歯の揃っている方の1/5ぐらいになることがあります。 歯を失うことはとてもつらいことです。噛む・話すといった日常的なことでさえ不自由になり、それがもとで精神面にまで影響を及ぼすことも少なくありません。
インプラントは乳歯、永久歯に続く第3の歯と言われるように、ご自身の歯に近い状態を取り戻すことができるものです。
今まで諦めていた固い食べものでも安心して噛むことができます。
また、入れ歯の異物感がないため、お食事を十分に味わうことができるようになります。
インプラントをされた方は、以前と同じように食事ができるようになったことや、人とのコミュニケーションが活発になったことで、術後いきいきとされます。入れ歯から解放され、自分の歯のような感覚を取り戻すことは、自信と若さに満ちた生活を取り戻すことにもつながります。

2従来の治療とどう違うか

従来の治療と大きく違うところは、欠損部分にかかる力が残存歯の負担になるかどうか、というところです。 インプラントは自立しているため、かかる力はインプラント直下の骨が負担することになります。しかし、従来の方法(義歯及びブリッジ)では、残存歯または直下の歯茎に力がかかります。
残存歯に力がかかった場合はどうしても長期的な負担過重になる傾向があり、直下の歯茎の負担は天然歯ほど強くありません。

3どれくらいもつのか

現在私がインプラント治療を始めて25年たちますが、25年経った現在でも患者様の口の中で立派に機能しています。そして今後も良好な状態を保てると思われます。
インプラントは虫歯になりませんが、歯周病にはなり得ますので、口腔内の衛生状態、特にインプラントと歯肉の接触部分のブラッシングは十分注意して、天然歯と同様に清潔に保つべきです。そうすることにより、健康な状態を維持できると言えます。

インプラントのメンテナンスの必要性

インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病すなわちインプラント周囲炎にはなり得ますので、天然歯同様にホームケアとしてのブラッシングと、オフィスケアとしての歯科医院でのメンテナンスは必要です。インプラントをした方は何らかの理由で歯を失った方なので、失くなった当時の口腔衛生状態のままであればインプラントもまた喪失しかねません。
今までの習慣を改善するために、歯科医院でブラッシング指導を受けることや、洗口液を使用するなど、メンテナンスは欠かすことのできない要素です。

インプラントのメンテナンスの必要性

骨が少ない場合

インプラントは骨に埋め込むため、骨量が豊富であるほど、手術の手間がかかりません。骨量が少ない場合はインプラントができないこともありますが、色々な技術の開発で可能な範囲が広くなってきています。
上顎の臼歯部では上顎洞と呼ばれる空洞が存在するため、骨を増生するためサイナスリフトかソケットリフトと呼ばれる技術で骨を作りながらインプラントを埋入する方法があります。
また、下顎では骨幅の狭い場合もあり、骨移植やリッジエクスパンションと呼ばれる骨幅を広げる手術も用いられます。
またインプラントを傾斜埋入させることにより奥歯を作ることもできるようになってきました。 その他骨移植法、頬骨インプラント等もあります。

ソケットリフト

ソケットリフトとはインプラントを埋入するのに充分な歯槽骨がない場合に行なう術式です。 上顎洞のインプラントを埋入する穴の奥に人工の骨補填剤(人工骨)を入れ、少しずつシュナイダー膜(上顎洞粘膜)を押し上げていき、それが完全に骨になるのを待ってから、インプラントを埋め込みます。

ソケットリフトはインプラントを埋入する穴だけ治療を行なうため、患者様への負担が少なく理想的な術式といえますが、患部を目視できないため、シュナイダー膜を傷つけないよう治療を行なわなければならず、高度な技術を要します。

Step 1
Step 1

オステオトームという器具でインプラント埋入口から上顎洞を持ち上げます。

Step 2
Step 2

埋入口から骨補填剤を入れます。

Step 3
Step 3

骨補填剤により十分な骨量を得られたら、インプラントを埋入します。

インプラント成功率

成功率は99%です。非常に低い確率ですが、失敗することもあります。その原因の1つに、インプラントと骨が結合しないことが挙げられます。
骨と結合しない原因は、骨密度や歯周病菌による感染などが考えられます。しかしもし結合しなかった場合でも再手術を行って結合しなかったことは一度もありません。
もしも結合せずインプラントが埋入できなかった場合、費用は頂きません。
数ヶ月で結合が終わり、インプラントと骨がしっかりすると、後は非常に安定した状態となるので、その状態を維持できるかどうかは、インプラントと歯茎との境目の清掃状態によると言えます。
当院では20年を向えても全く問題なく、あと10年、20年は良好な状態を保てそうな気配の患者様がいらっしゃいます。

インプラント用語

ソケットリフト

上顎には上顎洞という空洞があり、歯を失った後インプラントを埋入する骨が少なくなることがあります。そのため上顎洞底膜(シュナイダー膜)を持ち上げ、増骨します。

骨補填材

骨と同じ分子式をもつ物質で、骨量の少ない所に補填して骨に置換し、骨の代わりとする物質のことです。

抜歯即時インプラント

従来は抜歯をして、治癒してからインプラントを埋入するというのが一般的でしたが、現在では条件を満たせば抜歯してそのまますぐに埋入することが可能です。同時に仮歯を入れる場合もあります。

オールオンフォー

無歯顎の方(全く歯のない方、総入れ歯の方)でもインプラントを4本埋入することで固定性のブリッジにできる方法です。 入れ歯のように取り外しせずに、しっかりとものを噛むことができます。見た目もとてもきれいです。

歯槽頂分割(ボーンスプレッティング法)

骨幅の狭い場合、骨幅を広げインプラントを埋入しやすくする方法です。

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